特に疾く、徳は無し。

特に疾く、徳は無いけど、とくと見よ。

僕が「Mrs. GREEN APPLE」を嫌いな理由

  

 

さっそくだが、


「Mrs.GREEN APPLE
(以下ミセス)

というバンドを知っているだろうか?

 

 

 

最近、飛ぶ鳥を落とす勢いでファンを増やしている2013年結成、2015年にEMIからメジャーデビューしたロックバンドである。

 

中高生のロックキッズを中心に絶大な人気を誇り、新曲はタイアップもりもりでテレビや街中で彼らの曲を耳にすることも少なくない。
 
彼らの特徴を書き出すとするならば、
  • 確かな歌唱力と広い音域
  • キャッチーで耳に残る楽曲
  • アップテンポで踊れ、盛り上がる曲調
  • 派手で安定感のある楽器隊
こう書きだすと売れるのも当然であり、ダメな部分を見つける方が大変なほど、彼らは出来すぎており、才能溢れるロックバンドなのだ。
 
しかし私はこのロックバンド、嫌いである。
 
ここからは私がなぜミセスが嫌いかを書いていこうと思う。
 
 
 

楽曲のアホっぽさ

 

まずは彼らの代表曲を聴いてみてほしい。

 


Mrs. GREEN APPLE - StaRt

 

初めて聴いたときはパレードのようにカラフルで、ジェットコースターのように転調する…遊園地のような曲だと感じたこの曲、YouTubeでのMVの再生回数は1000万回再生弱であることからもこのバンドの人気がうかがえる。

 

キャッチーで耳に残るサビと、ボーカル大森元貴の心地いい高音域は癖になりそうだ。しかし、私はこのロックバンド、嫌いである。

 

どこかアホっぽく、公共の場であることを忘れてはしゃぎまくるFラン大学生のようなノリの合いの手。

 

すなわち、一言で言うと頭が悪そうなのである。

 

いかにも頭の弱いライブキッズたちが好みそうであり、私個人としては非常に苦手なタイプなのだ。

 

話は変わるが、最新シングルであり、ドラマタイアップもついたこの曲を続けて聴いてみてほしい。

 


Mrs. GREEN APPLE - WanteD! WanteD!

 

YouTube再生回数800万回を誇る「Wanted! Wanted!」、キャッチーでポップなサビは多くのキッズを魅了している。

 

しかし…

 

バンドサウンドはどこに行ったのか

 

これまでもシンセなど積極的に使用しており、それがポップな曲調に拍車をかけていたのだが、なぜか唐突に曲調が思いっきりEDM調になっている。

 

いったい、ミセスはどこに向かっているのだろうか。

 

 

 

単純に嫌いなタイプ

 

単純に嫌いなのである。

自己紹介しただけで「あんまり仲良くなれそうにないなあ」って思うやつに似ており、ただの偏見だが、事務所のアイドル売りや、MVのキラキラ度、ボーカルの顔など、どれもが鼻について仕方がないのだ。

 

彼らは平均21歳。若手バンドとしてはデビューからメジャー契約、ヒットまで早すぎるのである。それだけ才能があり、支持されているということを如実に表しているのだが、それが鼻につくのである。

  


Mrs. GREEN APPLE - Speaking

 

この顔である。

 

 

妙に腹立つ顔で頭の悪そうなポップソングを歌う彼らは見ているとこっちまで恥ずかしくなってくる。

 

しかし、ここまで読んで気分を害しているであろうファンの方にはわかってほしい。

 

結局のところ、自分と歳の近い奴らがアイドル売りされて、ヒットして女の子にキャーキャーもてはやされているのが羨ましいだけなのだ。

 

 

 

最後に

 

私は絶対に

 

「ねえ、普段どんな音楽を聴いているの?」

 

というよくある会話で

 

「最近は、Mrs.GREEN APPLEかな。」

 

と言うことはない。

 

しかし音楽の好みや誰がどんな音楽を聴くかはそれこそ自由であり、文字通り十人十色であるため、ミセスファンの方はミセスを聴けばいいし、私は聴かなければいい、それだけなのである。

 

ただ、私は彼らの音楽とボーカルの顔が少しばかり苦手なことと、これからの日本の音楽シーンを彼らが盛り上げていくだろうことは明確だ。